火曜日, 5月 27, 2008

ダークマターとダークエネルギー

夜空を見上げてみると、沢山の星たちが煌めいている。

しかし、星と星の間には何があるのだろう。。。

何もない世界。真空の世界。

しかし、かなり昔から、この真空の世界には何もないわけではなく、色々なエネルギーやもので埋め尽くされているとの話がでてきている。

現代では、
宇宙の4%は、我々の知る通常の物質でできているらしいが、
大部分、おおよそ70%は、ダークエネルギー(暗黒エネルギー)、
そして、残りのおおよそ25%は、ダークマター(暗黒物質)で構成されていると考えられているようだ。

我々の加速度的に膨張し続ける宇宙の、この膨張の力は、ダークエネルギーが支えているらしい。

光を発しないダークマターであるが、我々の知らないこの物質は、光を発しないにもかかわらず、重力が働いているらしい。



ホーキングの数式を使わぬ宇宙本や、リサ・ランドール等を読むにつれ、頭の中が多少とも整理?!されてきた。

ビッグバンありきとすると、その瞬間の宇宙を表現するには、量子力学の世界が必要であり、
「相対性理論(時間と空間の概念を結びつけ、また、重力は時間と空間のゆがみである・・・)」と、「量子力学」を調和、統合し、もっとも基本的な力を統一的に記述する方法論、理論を世界は追い求めている。

いわば、マックスウェルの電磁気力と、アインシュタインの相対性理論を統合する試み。

ひとつには、「ひも理論」がその解を供出していくのかもしれない。
これは、物質の基本的な構成要素は、点粒子ではなく、広がりをもった「ひも」ではないかというもの。
この小さな「ひも」が、色々な振動ヲすると、さまざまな粒子のように振舞う。
たとえば、重力は「閉じたひも」によって記述され、この世の中は、9+1=10次元の世界なのであるらしい。
ただ、高次元の世界は、コンパクト化(byカルツァ/クライン)という論により、通常巻き上げられており、通常の3+1=4次元(1は時間軸)世界は成り立っている・・・・。

さらに、ルバコフ、シャポシュニコフの論文、アルカニ=ハメド、ディモボーロス、ドゥヴァリの論文等により、「ひも理論」のブレーンワールドの世界が構築され、
リサ・ランドールは、サンドラムと共に、ワープした余剰次元という要素を加えて、「ワープ(歪曲)する宇宙論」を提唱したとのことです。

「ひも理論」に含まれるブレーンという広がりをもつ「もの」には、そこに粒子や力を閉じ込める性質がある。ブレーンは、二次元の広がりを持つ膜(メンブレーン)を高次元拡張したもので、3+1次元の世界を包含している。ブレーンの外には、さらなる高次元世界が存在し、高次元世界の中に浮かんでいるブレーンに粒子や力が閉じ込められ、その中に我々の世界は存在する。。。。。

このアイデアは、「ブレーンワールド」と呼ばれるようです。

粒子や力がすべて、このブレーンに閉じ込められていれば、我々の知り得る世界は、このブレーンの世界のみ、すなわち、3+1次元のみだけでよく、高次元の世界は、我々からは通常見えず、隠されてしまっている。
このアイデアは、上記の高次元、余剰次元の巻き上げ、コンパクト化とは、異なるアイデアでもあるわけです。

しかし、重力(グラビトン)、電磁気力(フォトン)、弱い力(ウィークボソン)、強い力(グルーオン)という、基本的な4つの力を統一するには、まだまだ、わからないことだらけのようです。

宇宙論的には、「階層性問題」「宇宙項問題」「ダークマターとダークエネルギー」「インフレーション起原問題」などがあり、解決には、時間がかかるようです。

階層性問題は、重力が、他の三つの力(電磁気力、弱い力、強い力)に比べて相対的に弱いのは何故かということらしいのですが、「ワープ(歪曲)する宇宙論」では、重力は、ブレーン嫌いであるという考えのようです。

すなわち、重力を伝える、質量をもたないグラビトンは、3+1次元のブレーンには存在確率が低く、だから、我々の住む世界である、ブレーン内では、重力が比較的弱いということらしいです。

重力は、ブレーン外にも滲み出しており、ブレーンの外側の世界、すなわち、五次元世界では、グラビトンの存在確率は大きい。

また、ブレーンの外側の世界を知るには、唯一、ブレーン外にも滲み出している、重力、グラビトンを測定することにより、可能かもしれない。。。
(重力波測定には、リサという測定機が検討されているらしいです。)

さらに、五次元時空には、他のブレーン(3+1次元) も存在するかもしれず、其所にはまた、異なる我々のような世界が広がっているかもしれません。

我々の世界のブレーンと、異なるブレーンの間には、ばねのような力が働いていて、一定の距離??を保っているようです。しかし、この間に存在する、五次元時空とはどんな世界なのか。



これらは、スイスのCERNの14兆電子ボルトの世界で、微小ブラックホール実験でも成功すれば、さらに実証されていくかもしれないまだ理論上の世界ではありますが、今後の研究進展には、興味津々です。

日曜日, 5月 25, 2008

ビジネス発想のベース ON/OFF

ある雑誌をみていて、メモりたくなった。

「花よりも花を咲かせる土になれ」


お客さまが主人公=花で、自分はそれを支える土であれ
という意味らしい。

ビジネスがうまくいくかどうか、
それは、やはり、
「お客さまにとって、根本的に必要で、世の中に役に立つのかどうかということ」
が基本にあってのことだと思う。

お客さまの立場、ユーザーの立場をやはりよくわかった上で、その最善の手を考えること、これが大切に違いない。


自分が、ユーザーになってみると、わかることも多く、ヒントも多い。
自分が使ってみて、ここは、このようにしたらもっとよくなるとか、違和感を感じた部分の改善方法など、
これらをメモしていって、ある程度の大きなくくりにして、これをビジネスのスタートシーズ/ニーズにもってくるというのも有効のようだ。

また、On/Offを切り替えず、Offであっても、待機モードレベルで、なにか、仕事に役立ちそうなことは、メモっておくと、これまた役に立つことがある。

ON/OFFを完全に切り替えるのではなく、両方を両方に役立てるのである。


そのために有効なことは、夢なり課題なり問題意識を明確にしておくこと。

一番いいのは、記述してリストにして、持ち歩いているといいらしい。

一番よいのは、夢リスト100なんてものがある。

自分の夢を100、いや、10個でもよいが、書き出して、時々眺める、あるいは声に出してよんでみるだけで、自分の中のその夢を実現するためのスイッチが入り、夢にどんどん近付けるというもの。

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いくつでも、いくつでも、書いておく。
そして、少しでも関連するものを見つけたら、メモなどしていく。

いつのまにか、少しずつ夢に近付けるらしい。お試しあれ。

--memo--

長期的スパンでも有意義か?
利益のみでなく、世の中、人のために役立つか?
ユーザーとして体験してみたか?
違和感はビジネスの宝庫?!

ユングとタイムどこでもマシン

ユングのとある本を読んでいて、いつでもどこにでも行けるマシン?のことを何故か考えた。

なにしろドラエモンでも、どこでもドアと、タイムマシンに区分されていたが、このTyees流は、両方ともいっしょに実現可能・・・笑


もともと、タイムマシンには、
・その機械に乗ると、未来や過去に行けるというマシン型
そして、
・自分の脳(あるいはバーチャル知覚)として、未来や過去を知覚できるというパーセプトロン型
などがあると理解しているが、

ここでは、このパーセプトロン型に、甲殻機動隊の電脳ネットワークの世界と、ユングの「集合無意識」世界をかけあわせてみると、すべてが可能になるのである。


ユングのいう「無意識の世界」「集合無意識」は、過去の生物たちの思い出や、宇宙にもつながっているらしいのだ。

結果として、人間の知覚、記憶を、電脳ネットワークに加えて、この集合無意識ともつなげてあげる。
これは、今の第一の自分の心、次に、第二の自分の心より、さらに奥深くに連なっている世界であり、古代、そして宇宙にもつながっている。

宇宙には、過去の宇宙も未来の宇宙もあると考えれば、未来についても対応可能。

自分の首の後ろに、有線でプラグを繋ぎたくない場合には、迫力はかなり落ちるものの、

バーチャル立体映画館的な、TyeesパーセプトロンNet館にて、過去・未来・そして、あらゆる人の記憶に属しているものを、目の前に現実さながらの迫力でもってくることができる。
もちろん、現実世界(第一の自分ベース)に加えてのことなので、現実感覚から、心の奥底に眠るシャドーや大昔のもやもやした記憶まで、すべてを観ることができるのだ。

人間のみならず、宇宙人の無意識ともつながってみることができると、これまたすごい世界になるが、宇宙人に心があるのかどうかわからないし、あったとしてもその心の構造が人間と異なれば、直接接続は拒むべきであろう。

人間同士でさへ、異なる心の直接接続は危険である。
かなり、ラジカルな状態にある異なる脳との接続は、自分の脳のダメージにもつながり、壊れるかもしれない。それ以前に痛いかもしれない。

まずは、間接的なダイブ(若干、ぼかしフィルターをONにしておくことが必要かもしれない)と、バーチャル映画鑑賞的なベースで充分と思う。

TyeesパーセプトロンNet館では、レベル切り替えスイッチ(現実・第一の自分レベル)(第二の自分レベル、シャドーレベル)(無意識集合体レベル1/2/3)および、各種記憶フィルター(直接・間接モード、ぼかしモード等)がおそひらく必要となりそうですね。



--
今回は、かなり飛んだお話でした。

しかし、人間の記憶も外部媒体に2030年頃は普通に記憶できるようになるらしいし、記憶の検索技術や、ユングのような、心の奥底へのトラベル術の完成をさらに待つことで、すべては、実現するかもしれない。

なお、物理的なタイムマシンについては、以前、ワームホール利用などによるとある本を紹介したことがあるが、まあ、実現にはかなり難がありそうである。すなわち、人体への危険度がかなり高い。。。
タイムマシン保険が必要となりそうだ。笑

水曜日, 5月 07, 2008

自分にとって大切な名言、キーワードたち

を考えてみた。

沢山ありすぎてわからんといいつつも、やはり、一番好きな言葉たちは、

夢、志、目標、継続、期待と信用、心身健康、バランス(勉強・遊び、仕事、スポーツ、文芸、趣味・・)、良き睡眠と生活リズム

なにやら、日常的な言葉ばかりである。

選べというのであれば、

・夢と志と継続
・バランスとリズム

といったところであろうか。

ロマンといった言葉も好きでありますね。
浪漫、ロマンティシズム

昔の古典・形式主義に対するアンチテーゼ的な意味合いからはじまったこれらの主義は、今では、むしろ、
現実逃避、空想的、物語的な意味合いでも使われるが、元の意味からすれば、従来の主義の打破にあったのであろう、その革新的価値観がよいし、

また、文芸でも音楽でも、自分には、もっとも理解しうる分野でもある。


Tyeesは、
・夢と志と継続
・バランスとリズム
・ロマンティシズム
に心うたれており、そして、次の詩がとても好きである。

即ち「青春」・・・・


青春の詩      サミュエル・ウルマン

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年
月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は六十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。


Youth Samuel Ullman
Youth is not a time of life; it is a state of
Mind; it is not a matter of rosy cheeks, red
Lips and supple knees; it is a matter of the
Will, a quality of the imagination , a vigor of
The emotions; it is the freshness of the deep
Springs of life.
 
Youth means a temperamental predominance of
Courage over timidity of the appetite, for
Adventure over the love of ease. This often
Exists in a man of sixty more than a boy of
Twenty. Nobody grows old merely by a number
Of years. We grow old by deserting our ideals.
 
Years may wrinkle the skin, but to give up
Enthusiasm wrinkles the soul. Worry, fear,
Self-distrust bows the heart and turns the spirit
Back to dust.

Whether sixty or sixteen, there is in every
Human being’s heart the lure of wonder, the
Unfailing child-like appetite of what’s next,
And the joy of the game of living. In the
Center of your heart and my heart there is a
Wireless station; so long as it receives messages
Of beauty, hope, cheer, courage and power
From men and from the Infinite, so long are
You young.

When the aerials are down, and your spirit is
Covered with snows of cynicism and the ice
Of pessimism, then you are grown old, event at
Twenty, but as long as your aerials are up, to
Catch the waves of optimism; there is hope you
May die young at eighty.