火曜日, 8月 14, 2007

オフショアとニアショア

「オフショア」というと、遠距離にある国外にて何かを実施すること。例えば、ここでは、IT産業の「ソフトウェア開発」を例に説明すれば、「遠距離国外でのソフトウェア開発」。


それでは、「ニアショア」とは何か?

「近距離の国外でのソフトウェア開発」。

しかし、もうひとつ、日本では、「国内地方でのソフトウェア開発」という意味で使われることもあるらしい。

「オンショア」は、「同じ国内の別の場所でのソフトウェア開発」。
「ライトショア」は、オンサイト(同じ場所に集まって)ソフトウェア開発すること。


ニアショアの国外での例では、アメリカに対するカナダ、西欧に対する東欧などの例があるようだ。

日本にとって、中国はニアショアとはいえないだろう。言葉・文化の違いを含めて、やはりオフショアというべきか。


IT産業では、従来、オフショアでの開発や、プログラムの製造委託開発が中心であったが、昨今は、より上流の世界や、また、ITサービスの分野にも、オフショア活用は広がっている。

しかし、オフショアは成功と失敗のるつぼであり、成功するためには、きちんとしたマネジメントが必須である。

日本の企業の会計年度は4月始まりが多いが、中国では、1月始まりが多いとか、
文化の違い、
行間を読めるかどうかの課題

テストがなっていない、バグだらけだ。納期に間に合わないという発注側に対して、
オフショア受注側は、仕様書にきちんと書いていない。前提がわからなかった。
などという大きな問題が生じてくる。


これを避けるには、十分なコミュニケーションが必要だ。
コミュニケーションは、なにも、言語のみのことではない。

日常生活、常識、文化の差、違い、習慣、社会習慣、そして宗教の違いにまでいきつくかもしれない。

近年では、優秀なBSE、ブリッジSEを雇うか、オンショアにもセンターを置き、そこにて、日本の中で日本の仕様を吟味した上で、オフショアに出す。このような形態もとられつつあるようだ。

オンショアセンターは、オフショアベンダーの出店である場合もあるし、また、第三者(各社オフショア仲介に慣れた)が実施というケースも、出てきている。

インドに作ってもらって、中国がテストするなどの、競争、牽制効果を狙ったやり方もでてきている。

しかし、小さな仕事単発ではうまくいかない。

よい仕事をしていくには、中期的にWINWINのシナリオをオフショア側と作れるか。
文化を含めたコミュニケーションの高度化、そして、各種手法の共有がうまくいくようにできるか。
言語を超えて、のりこえねばならぬ壁は多い。。。。

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