水曜日, 5月 02, 2007

現在における未来指向インターフェース

近年の情報を総合すると、未来を予感させる技術が目白押しである。

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まず、既に古い話ですが、本人照合を、顔の画像(写真))で判定ができるようになったらしい。

これは、某航空会社などでも搭乗客認証として活用されているようだし、セキュリティの厳しいオフィスへの入室管理に使ったりもしているようだ。

指紋認証や静脈認証、声紋認証、網膜認証などが、あたりまえになりつつあるわけであるから、顔の特徴を画像認証できても不思議はない、すでに当たり前ということでしょうか。

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さらには、
動画中の特定マーク(いわゆる小さな画像)を判定し、どのくらいの頻度で、動画中に表れたかの統計がとれるようになったらしい。

これは、たとえば、サッカーやバレーの試合放映において、あるいは、F1レース放映において、どの程度、自社のロゴマーク(=特定マーク)が現れたかを測定することにも応用でき、立派な実用的ユースがあるようだ。

会社のロゴマークは、車体にはられていたり、選手たちの服にデザインされていたりする。
したがって、映像上は、ゆがんでいたり、一部が欠けていたりする。
また、動画なのだから、当然それらマークは動いているわけである。

しかし、近年の技術は、これを補則できるようになったわけである。

素人的に考えてみれば、
動画とはいえ、たとえば、毎秒30フレームの静止画像に分解できるであろう。
これら、静止画像の中から、登録ロゴマークへの類似度が高いもの(ゆがみ補正つき)や、一部合致するもの(ゆがみ補正の後、合致率がたとえば5割以上とか)を、拾っていき、カウントする。


上記統計データにする場合は、上記検出データより、その出現時間、ロゴマークの大きさ、合致率(1-欠け率)などの情報に変換できれば、可能のようにも推定できる。

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また、録画したサッカーの試合映像から、シュート場面などの重要シーンのみを検索する技術もできてきているようだ。

こちらは、歓声のもりあがりなど、各種シーン毎に特徴ある映像の補助情報と、スポーツや音楽番組などにおいてダイジェストしたい重要シーンの特性とをマッチングさせるというノウハウデータベース化することにより、簡単にいえば、重要シーンだけを検索したり、あるいは、時間のない時に、長い番組録画から簡単にダイジェストをつくり見ることができるというももの。

こちらは、映像や音声などのメディア情報処理技術の集大成ともいえそうだ。

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以上、これらを総合すると、

ロボコップにでてくるような、犯人画像による登録犯罪者検索とかもできるだろうし、
子供の運動会や、演奏会などで、子供がでてくる部分のみの映像ダイジェストなんてのもできるんでしょうね。

待ち望みたい技術たちです。



P.S.
ところで、自分の過去に書いたブログを早く見つけだす方法論はないものでしょうかね?

ググっても、なかなか、到達できないことが多いものです。
これは、むしろ、ブログを書く時に、もっと沢山のキーワードやタグ、ラベルを埋め込んでおくべきということなのかもしれません。

しかし、自分の書いたものを検索するというときは、その当時書いたのとは異なる切り口から探すことが多いのですよね。
悩ましい課題ではありますが、そのうち、デスクトップに加えて、ブログ専用グーグルとか、
映像、音声を含めた検索が可能になるのかもしれませんね。

楽しいような、恐ろしいような未来です。

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