水曜日, 5月 02, 2007

センサネット

コンピューターは小さくなり、1ccでも十分な大きさになってきた。

この1ccのコンピューターが生み出す新たな価値観は、「意識しない」こと。
1ccのコンピューターには、キーボードもテンキーもつけられない。
だから、情報の入力は、人に意識させることなく、自立的に情報を取り込むセンサが担うことになる。

このセンサを「人間」につけるとこれまた、新しい発想になる。
24時間、365日、このセンサを身に付けると、自分がいつ何をしていたかの膨大なデータがたまる。

このセンサを自分のどこにつけるか。
ひとつだけつけるとすると、手がいいらしい。

人間は、手が発達した動物で、手の動きというものは、かなり複雑らしい。
この手の動きを加速度センサで読み取り、そのパターンを1000くらいに分類して特徴料を特定して解析すると、日常のあらゆることを驚くほど反映していることがわかったらしい。
これに、体内情報、たとえば、脈拍情報と組み合わせれば、さらにより多くのことがわかる。

とりあえずは、左手首にリストバンド形のセンサをつけ、加速度、脈拍、温度の三つの情報を取得するだけでも、かなりのことがわかるらしい。

寝返りを打っているとか、歩いているとか、、デスクワークで資料づくりのときとか、居眠りした・・・・とかが判別可能。

ただし、このセンサ情報と、自分が毎日何をしたかの文字による記録情報のつきあわせが、前段基礎情報として必要ではある。このつき合わせにより、後には、センサ情報のみで、自分が何をしていたかがわかるようになるらしい。

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携帯形の心電計?のようなものもあるらしいが、毎日計測を続けていると、微妙な変化がわかるようになるとのこと。私の同僚は、これにより心臓の異常を見つけることができた。(通常のクリニックだけではわからなかったとのこと)

しかし、上述のセンサは、さらに汎用的であり、各種基本情報(温度や湿度、加速度等)検知の組み合せれば、かなりのヘルスケア情報をとることも可能であろう。

センサネットは、このようなセンサ情報、ノードと、中継点を増やすことにより、生まれる世界であり、ノードごとの情報をすべて取得し記録できる世界がベースとなるようだ。

この、24時間365日の情報をセンサノード毎に分析可能となれば、応用範囲はかなり広いようにも思える。
そして、なによりも、定点観測なり、時々の観測ではなく、リアルなデータが継続的に、とれることとなり、全く異なる分析も可能となることが大きな違いである。

一瞬おこる変化などもとらえることができるようになるかもしれない。
また、多面的にとらえることで、複合的な現象をとらえることもできるかもしれない。

人にセンサをつける場合は、プライバシーの問題は避けて通れないが、これは、リストバンド形センサーを適宜、つけるとか、外すことにより、コントロール可能。

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自分の変化がわかるようになると、今までの情報から、明日の自分を予測もできるらしい。
すなわち、明日は、体重がどのくらい増えるとか、減るとか。
また、日常の記録がおのずとできてしまうので、不安定さのチェックなどにも役立つらしい。

結果、自分のデータを毎日見ることで、生活改善も可能。すなわち、体重を減らすことも可能ということになる。

万歩計をつけると、毎日何歩歩くがわかる。目標をもつと、毎日、一定以上の歩数を歩くことになる。
結果、体重を減らすことにつながったりする。
計測が、自分の行動を律し、ある目標達成に貢献したりするわけで、これこそが、計測により自分が変化するという実例になる。

上記は、これをもっと緻密に細かく測定することができるわけで、もっとデリケートな部分まで、自分を律することも可能になるでありましょうね。
MonthlyからWeeklyへ、WeeklyからDailyコントロールの世界へみたいな感じでありましょうか。笑

-memo-
温度や湿度、加速度、微粒子検知など各種センサを搭載したセンサネット情報システムのセンサには、タグやリストバンド形のセンサもあるそうで、独居老人の見守りから、工場・スーパーでの温室度管理、衛生管理など様々な応用が可能。アンテナつきのものであれば、建物や施設、人の状況をリアルタイムに検知するのみでなく、情報発信もできる。

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