新3Kとは何か。
既に、普通によく使われている言葉ですね。
所謂、3Kは、「きつい、危険、汚い」でしたね。
一方、新3Kとは、一般的には、
きつい、厳しい、帰れない
のようです。
また、以下のような亜流定義もよくみられます。
・きつい、帰れない、気が休まらない
・きつい、帰れない、きりがない
・きつい、帰れない、給料安い
近年では、IT業界も、新3K職場とか言われますが、本当にそうなのかどうかはクエスチョンと思います。
きついは、
仕事上でかかる質量における負荷の大きさ、休みのなさ(休みはかきいれ時)
厳しいは、
顧客からの納期や予算のシビアさ
帰れないは、
日夜遅くまで続く残業
をあらわしているのでしょうが、・・・・
IT、特に、SE/PG業務では、
まず、最初のユーザニーズ・スペック・各種条件との擦り合わせと、コンセンサス、到達ゴール基本目標の相互確認が重要で、この部分がしっかりしていれば、また、見積もりやリスク対応論がきちんとできていれば、プロジェクト後半で、あまり困ることにはならないのが事実と思います。
これらが、欠けている場合は、おうおうにして、プロジェクトの中盤以後、とてもきつく、厳しく、帰れない毎日が続くことになります。
しかし、昨年8月に某社より発表された
「働きやすい会社2006」ランキングでは、全250余社の人事労務制度の充実度からみて、総合一位は「松下」、IT業界ではなんと総合二位に「日本HP」、「日本IBM」が総合四位と健闘。
IT業界、そして、特に厳しい、SE/PG業務であっても、問題なく気持ち良く仕事をすることも可能であると思います。それには、重要なこつがあり、また、よく考えて実施していけば、工夫して、新3Kを避けることもできるのです。
また、考えようによっては、3Kや新3Kを避けるのではなく、逆転発想で、
社会人の早い時期に(新)3Kを率先して行い、特に現場のなんたるかを経験しきちんと理解してこそ、将来の仕事に対する基礎はできるということも十分にありえます。
3Kに埋没する必要はありませんが、一度はそれにそまり、それをどう脱出するかをよく考え工夫すること、これらが、真に必要な将来のビジネス力につながることもおおいにありうるわけです。
(新)3Kを避けることで、実はとても大切な成長の機会を失しているかもしれないことにも留意すべきでしょう。
さて、
新3Kは、「健全、賢明、謙虚」との説もあります。
明るく、賢く、健康でやっていきたいものです。
その他参考
3K
「勘」「経験」「神頼み」「気分次第」「神風アタック」
KKD
「勘」「経験」「度胸」
1 件のコメント:
新3Kには、
「きつい、金ない、帰れない」
というのもあるらしい。
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