日曜日, 12月 17, 2006

人口減少動向 No.2

前回は、少子化の影響を少々論じてみた。
さらに、もう少々その怖さの方も勉強しておきたい。
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「2006年には、人口のピークを迎え、以後、2007年からは、日本の総人口は0.33%平均で低下していく。」

「昔は、2010年頃といわれていたと思うのだが、毎年前倒しになってきて、場合によっては、2005年がピークという説やら、2004年の1億2773万人(推計)が最大であるとの説もあるようである。」

紹介したもう一説によると、このままいくと、
「 953年後に最後の日本人が生まれる 」との計算もあるらしい。

953年後に、最後の日本人が生まれて、この人が100年生きたとしても、日本人は、おおむね、1053年後にひとりとしていなくなることになる。

しかし、年平均0.33%ずつ減じるということであると、
100÷0.33=303

すなわち303年で0人になってしまう計算だし、
そもそも、男性か女性どちらかが、0人になった時点で、アウト。

また、人口が少なくなると、日本全国の人口が疎になり、互いの距離が遠くなるわけだから、結婚の機会はさらに減る。

後半は、減少速度が加速することも考えられる。
場合によっては、300年たたずして、日本人消滅ということもありうるかもしれん。

恐ろしい話である。

皆様、こどもさんは、極力2人以上にしましょう。

また、ピータードラッカーは、「日本は少なくとも35万人以上の移民を毎年、今後50年間に渡って受け入れていかないと国力は維持できない」と指摘しているようだ。

上記0.33%の減少率を1億人にかけてみると、まさしく33万人。おおよそあてはまる数字だ。

また、家庭をもつことを奨励する制度、子供をもちつつ、特に女性が働ける仕組みなども必要。

して、国力維持のためには、さらに、ロボット産業、サイボーグ産業は隆盛になると予測されましょうか?!

いずれにせよ、温暖化とともに、人口減少対応論については、色々と検討していかねばならないようですね。
お国の検討は、大丈夫かな?!

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