日曜日, 12月 10, 2006

七つの習慣 スティーブン・R・コヴィー

今回も、方法論だ。

「夢、そして目標設定論」をたてた後の、成功に向けてのステップ、プロセス論である。

これについて適用できそうな論のひとつ、コヴィーの「7つの習慣」の概略を参考まで簡単に紹介してみよう。

(知っている方は読み飛ばしていただければ幸い。)

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スティーブン・R・コヴィーの「成功する人物の七つの習慣」は、(日本版『7つの習慣 成功には原則があった!』)は、1990年に初版が発行されるやいなや、大ヒット。
75ヶ国で1500万部を超える超ベストセラーとなったらしい。

コヴィーの主な主張は以下。

・成功する人物は、七つの行動特性をもっている。
・この特性・習慣を辛抱強く身につけようとすることによって、自分自身が変わり、いつしか成功を導くことになる。

具体的には、依存レベルから、自立レベルへの流れ、

第1の習慣: 前向きである。
・・・「自分の行動に責任をもち、どんな状況でも、どんな相手にでも、自分で考え主体的に対応を選択する。」

第2の習慣: 物事に着手する時点で最終状況を思い描く。
・・・「達成したい未来、進むべき方向や目的を明確に持って始める。深い信念や主義などを生きる指針としている。」

第3の習慣: やるべきことからとりかかる。
・・・「重要事項を優先する」

以上により、私的成功と自立に至る。
そして、次は、相互依存を目指す。

第4の習慣: 全員が勝者となるような解決策を考える。
・・・「Win‐Winを考える」

第5の習慣: 相手から理解される前に相手を理解しようと努める。
・・・「理解してから理解される」

第6の習慣: 相乗効果を生み出そうとしている。
・・・「他者との違いを重んじつつ、相乗効果を発揮し、部分の総和以上の結果を目指す」

以上で、私的成功に加え、公的成功に至り、相互依存レベルに達する。
そして、さらには、「刃を研ぐ。」
すなわち、

第7の習慣: 切磋琢磨している。
・・・「絶えず向上、革新、改善を求め、学ぶ姿勢を持ち続ける」

また、

・成功するためには、個人としての有効性と職業としての有効性をバランスよく備えることが重要だ。

とコヴィーは言っており、7つの習慣も、個人とビジネス(仕事)の二つの領域で成功するための行動パターンの指針をあわせもつようになっており、上記のとおり、私的成功と公的成功双方を備えるようになっている。

深くは、以下の本にて。

『7つの習慣 成功には原則があった!』  

原本を読み終われば、コンパクトな名言集のような本も結構でていて役に立ちます。

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