月曜日, 1月 08, 2007

すでにおこった日本の人口減少の現実

「2006年には、人口のピークを迎え、以後、2007年からは、日本の総人口は0.33%平均で低下していく。」
等ともいわれ、
昔は、2010年頃といわれていたと思うのだが、毎年ピークが前倒しになってきて、二年ほど前の時点では、「場合によっては、2004年ないし2005年が日本人口ピーク」という説もあったようである。

結果的には、
2005年10月1日現在の国勢調査結果、1億2776万人
(2000年は、1億2693万人)
2004年は、1億2778万人

ということで、2005年10月は一年前に比べて、間違いなく、減少に転じているようだ。
そして、
2005年10月は、戦後初めての人口減少であったようです。

また、住民基本台帳に基づく調査結果では、2006年三月末時点で、

1億2705万5025人であったようです。


次回、2007年3月末の数字がどうなるか。
昨年2006出生率のやや増加もあったことで、どのようになるのか、
興味深いところであるが、国勢調査と住民基本台帳の結果に乖離があることについては、留意が必要であり、同じ調査の経年変化に基づき、減少動向をウォッチすべきであろう。

しかし、2005/10時点、ないし、2006/3時点の、減少傾向を示すふたつの調査がでそろったわけで、間違いなく、日本人口は、ピークを向かえ現象に転じたことになる。


このままいくと、「953年後に最後の日本人が生まれる」との計算もあるらしい。
せいぜい、日本人の寿命は、残り1000年であるということになってしまう。。。

また、0.33%ずつの減少論でいくと、約300年後には、ゼロになってしまうというおそろしい結果。。。

しかし、世界に目を向けてみれば、まだまだ、世界の人口は増加している。

中国の一人っ子政策はかなりしっかりしているようであるので、そのうち、こちらも増加はとまってくるだろう。が、しかし、インドはまだまだ増加の一路であろう。

しかし、結果として、ゆくゆくは(おそらく今世紀中)、世界全体も、人口増加なしに、暮らしていくことを考えねばならなくなる。

人間は、増加を終えるのである。

もちろん、各国が、そして、世界が、これを予測するからには、色々な手をうつであろう。
また、予測もしない、人口増加がおこるかもしれない。

しかし、現実は、さらにきびしい。

まずは、世界規模では、戦争をなくし、温暖化防止、砂漠化防止を望みたいところである。

そして、日本では、多くなる老人?の活用、女性の活用、移民受け入れなどを考えていかねばならなくなるだろう。

明日は我が身の問題でもある。じっくりと考えていきたい。

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