金曜日, 2月 02, 2007

「メルロボ連絡帳」と「PaPeRo」

遠隔地の子供たちをロボットで見守る「子供見守りシステム」メルロボ連絡帳

保育園や幼稚園などの集団保育施設にいる子供たちとコミュニケーションできる、「メルロボ連絡帳」が、
NTTサイバーソリューション研究所とNECメディア情報研究所の研究試作ロボット
「PaPeRo」を組み合わせて共同開発されているらしい。

以下も参考
http://www.nec.co.jp/press/ja/0503/1602.html

2006年11月から、保育現場二箇所?での実証実験も開始されているとのことである。

遠隔地にいる保護者と、子供をロボットPaPeRoがつなぐのである。


遠隔地の保護者が、携帯電話の電子メールでロボットを操作保育所のロボットは、「歌の時間だよ」と呼びかけ子供たちを集めるロボットは、親たちに、メールで歌のリクエストを募集
保護者がメールで歌のリクエスト

ロボットは、「えみりちゃんのお母さんからのリクエストで、○○の歌に決まり」と呼びかけ、えみりちゃんを自分の前に座らせる

歌の間に、ロボットの前にすわった子供がロボットの身体にさわると、様々な音が鳴る。
ロボットは、子供が遊んでいる様子を、目の部分に仕込まれたカメラで撮影、その様子は、動画メールで保護者に送られる。
動画を確認した保護者からのメールの感想をロボットが子供たちに伝える。

このように、遠隔地の保護者たちにも、子供たちの様子をロボットの目を通して確認でき、大きな安心感を与えることが期待できる。

保育士のリモコン操作によって、ロボットによる写真撮影を様々に行うことも可能。
取得された画像データを簡単な操作でブログにアップもできる。
コメントも添えられるので、保育士と保護者のコミュニケーションも補強できる。
もちろん、ブログやコミュニケーションにはセキュリティつき。
にせ保護者はシャットアウト可能。

子供の調子が悪いときの頻繁な確認用。
また、他のお友達といっしょにいるときの自分の子供の様子の確認、
普段は見ることのできない子供の社会性を、自然な形で確認できる効果もある。


できない親の子供からの監視用としても役立ちそうだ。。
もちろん、介護は無理としても、寝たきりの遠方の親の具合をみるなどにも応用できそう。

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