テレビで色々と放映もされた、「IPCC=気候変動に関する政府間パネル」であるが、
正式には、
国連「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の第1作業部会は2日、地球温暖化の分析・予測をまとめた第4次評価報告書「気候変動2007―自然科学の論拠」
を正式に発表ということになろうか。
その概略は、
地球温暖化は確実に進展している。
パリで平均気温が今世紀末には、最悪の場合6.4度上昇するという、これまでの報告を上回る予測を発表。
洪水、暴風雨、雪氷融解など世界中で見られる現象を、人間活動による二酸化炭素など温室効果ガス増加に起因する温暖化と明確に位置づけた。
ということであろう。
某テレビ番組では、元ゴア副大統領も出演し、最悪10年もすると地球に人は住めなくなるなどのセンセーショナルなタイトルで訴えかけていた。
地球は、夏場、酸素が多く、二酸化炭素は少なくなり、冬は逆に二酸化炭素が増える。ジグザグ状に二酸化炭素量は増え続けている。しかも、ここ50年間で特段に。。。
カトリーナハリケーンも温暖化の一結果。ハリケーンは、従来に比べて1.5倍のエネルギーを持つにいたりつつある。
面白かったのは、家畜たちは、人口増加以上に増えており(ふやさねばならず)、そのゲップからは、NOxだかなんだかの温暖化物質が吐き出されるという話。
だから、家畜たちにもサプリメントにより、それらの排出を減らさせることが必要などの話もでていた。
恐ろしい現実としては、人類は、今の化石燃料使用形の生活を改め、それらの利用を半減させていかないと、地球温暖化はさらにさらに進むとの話もでていたことだ。
現実は、相当きびしい。
50年後は、高台で涼しげな生活をしたいなどと、考えてもらうのは、子供たち、孫たちの世代となる。
まずは、この現実を多くの人に知らしめるべきであろう。
ゴア元副大統領は、「不都合な真実」という映画もつくり、その恐怖を訴えているようだ。
http://japan.cnet.com/video/story/0,2000056064,20341237,00.htm
クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙で破れたアル・ゴア氏。彼はいま、映画「不都合な真実」を通じて、地球に起きている温暖化の危険性を世界中に訴えている。
ゴア氏は、1000回もこの関連の講演を実施しているようだ。
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