ノルウェー沖の二酸化炭素海洋隔離の国際共同実証試験は中止になって久しいらしい。
1997年から海洋隔離の研究を進めてきた日本でも、日本近海で2004年に実証試験を予定していたとのことだが、この計画を見直してしまった模様である。
概要以下
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を集めて海に溶かしこんで隔離する、日米ノルウェーなど6ヶ国による世界で初めて国際共同実証実験がノルウェー沖で予定されていた。
海洋隔離とは、火力発電所などから回収した二酸化炭素を船で海洋沖に運び、2千メートルの海中に溶かし込みガスハイドレートとして隔離する方法。
しかし、当初実証実験実施に前向きであったノルウェー政府は、2002年12月、環境への副作用を心配する国際世論に配慮して実験許可を与えなかったため、計画は中止となった。
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