Googleでは、ドクターがばんばん仕事をするらしい。
垂直分業ではなく、企画から、マーケティングから、つくりから、テストから、・・・・
なんでも、自らやってしまうとのことである。
間接情報や、色々な本の受け売りなので、まあ、本当かどうかはわからない。
とある情報によると、ソフトなどをGoogleで作る時には、
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3−6人チームによる設計、開発・コーディングをする。(3-6人単位のチーム)
ものができる
テストする・結合する(テスター部門?にて)
色々な部門にもっていく、広める努力をする。
よければ、使われる
基本的には、このことが、あちこちで行われており、互いに競い合う形になるらしい。
そして、それらの競争に耐え、生き残ればさらに使われ、そろそろ、会社としての認知がきっちりできてくる。
そして、さらに、そのソフトを磨いて、世に出してくる。
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おそろしい話である。
しかも、やっているのはドクタークラスがである。
日本などでは、垂直分業の弊害が大きいかもしれない。
こんなことをまねできるだろうか。
なかなか、かないそうもない。
比較的小さな会社で、実際に自らつくっている会社であれば、大丈夫であろうが、今度は、競合や勝ちのこって生残って、大きなGoogleという会社の認知をうけ、さらに発展するソフト、これにはかなわない可能性が高い。
基本的には、日本の大会社のソフトつくりとは、工程区分が全く異なるといってもいいのではないか。
中国へのオフショアの場合は、おおむね日本で仕様書作成、または、上流の設計まで、中国では、その下流を実施して、日本に納めてシステムテストとか運用テスト。
インドの大手のソフト会社は、しかし、垂直構造で、つくりをやっている。
コンサル、最上流から、つくり、テスト、コールセンターを含むアウトソース、・・・なんでも対応可能。
大手は、今年、100倍??の倍率で、一万人規模の採用・・・・・驚!!
これまた、恐ろしい存在だが、ビジネスモデルは、あくまでもソフトサービス業であり、広告収入主体のGoogleとは全く異なるといってよいだろう。
Googleは、世界の図書館たる、ソフトを、色々なツールを、ものをどんどん出してくる。
しかも、Web2.0の時代に、セントリックにソフトをつくり、供給できる。
どちらが勝つのか、共存共栄というわけにはいきそうもない。
まあ、使う側からすると、よいものがどんどん、安く、あるいは無料ででてくるのは、良いことである。
みえる化とか、すり抜け率とか。最適システム設計とか、PMPとか、いろいろ、日本も努力しているわけであるが、この垂直分業と、世界の中心にてものづくりをしていく部分は、まねができそうもない。
しかも、少なくともインドIT大手とGoogleは、開発も設計もその中で、同じ場所でできてしまう。(いわゆる開発と設計の一体化)
しかも、どんどん、そのスピードをあげているGoogleに、二番手Googleを目指すものたちでさえ、かなうのであろうか。
しかし、また、10年もたてば、新しい、企業?が、Googleを、もちろんMSやYahooを脅かすのかもしれない。
YahooやAmazon、そして、Googleが生まれてきたときでさえ、その当時の人たちは、それらに最初は見向きもしなかったかもしれない。
しかし、いつのまにか、それらは、きっちり、足場を築き、すでに、今の主たる企業たちを脅かしつつある存在になってしまった。
未来は、さらに発展あり!!
地球の難題を克服しつつ、よりよい未来を子孫に残していきたいものだ。
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